高血圧と運動

高血圧は、現在疾患を持っていない人たちが将来心血管系の疾病を発症する最大の危険因子だ。降圧薬治療によって、脳血管疾患が約40%、心筋梗塞を約20%減少することが証明されているという。

しかし、できるならば自力で生活習慣を見直すことによって高血圧の危険におびえない生活をしたいのが私たちの気持ちではないだろうか。

ここでは、高血圧の運動との付き合い方についてまとめてみたい。

高血圧の定義

日本の高血圧ガイドライン(2014年)では、収縮期血圧≧140mmHg、または、拡張期血圧≧90mmHgを高血圧と定義している。また、家庭血圧値が135/85mmHg以上も高血圧と診断する。

多くの高血圧は、単一の要因では説明できず、いくつかの要因が相互に関連しあって起こると考えられており、生活習慣の修正がカギを握るものの、それだけで目標降圧レベルに到達できる患者は少ないそうだ(くそったれ!)


高血圧に対する運動効果

高血圧の治療は、食事+運動の改善で効果が期待できる。

ウォーキングなどを「ややきつい」と感じる程度で、定期的に行うのが良い。

頻度は少なくとも10分以上の運動で、1日合計して30分以上できれば毎日(少なくとも週3日以上)良いとされている。



とはいえ、それだけの運動時間を確保するのが難しいという人もいる。

ありきたりだが、あえて行う「運動」だけでなく、通勤時間の徒歩移動やちょっとした家事でよく動く、などの生活の活動強度を少しだけ上げてみるのが良いと思う。