ドーピングに思うこと

http://www.asahi.com/sp/articles/DA3S12130142.html

今朝の朝日新聞に、ドーピング問題で幻の金メダリストとなったベンジョンソンのインタビュー記事。
あえてこの人にインタビューが行ったということにびっくり!

ベンジョンソン氏の言い分は、ざっくり言うとこんな感じかと。
1.選手は必死。強くなりたいし一番になりたい一心で練習している。
2.そこにつけ込むのが薬を開発したり研究したりしている医師たちだ。
そそのかされたら一番になりたい選手たちはNOとは言えない。
3.トップスポーツに賞金などの「金」が絡む限りこの構図は消えることがないだろう。この問題に関して選手たちの立場は弱い。まるで奴隷のようだ。

ドーピングかドーピングじゃないかの境目は微妙なものもあって、うっかりドーピングとかもあるし、
私は一番になれるギリギリの攻防を繰り広げるような選手であったことはないため、彼らの気持ちをリアルに想像するのは難しい。

が、それでもオリンピズムの精神を引き継ぐはずのトップ選手たちであるならば、
ドーピングは絶対NOと言わなきゃ、と思うんだよな。
きれいごとだと思いますか?

ベンジョンソン氏の言っていることには一面の真理はあるかもしれないけれど、
自分のドーピングを正当化していて苦しい。

ドーピングは体に害がある
→害のないものを開発すれば良いのでは?

ルールに反するドーピングは興ざめだ。絶対ダメだ。
→ドーピングオッケーのルールも作っちゃえばいいじゃん。観客だって人間の力の限界ギリギリの部分を見てみたいはずじゃないの?

とか、とか、
その気になれば変な理屈はいくらでも出せちゃうものだとおもう。
だからこそ、人間としての倫理観が本当に試される。

私はシンプルに、
一定のルールの中で人間がそれぞれの最善を競い合うことにスポーツの面白さと奥深さと感動があると思うし、
ドーピングとの闘いは、人間の尊厳を守るための闘いだと思います。
カネが絡めばなくならない、ではなくて、
コーチも医師もトレーナーも選手も、
人間としての尊厳を守ろうよ。数値で測れない部分にこそ、大切なものは隠れているんだよ!って言いたい。

まだまだ勉強不足。
皆さんはドーピング問題と聞いて、何をどう思いますか?